蛇行する川のほとり(全三巻) 

私は恩田陸さんの少年少女モノが向いているようです。
(ライオンハートとMAZEは少し合わなかった…)

これは面白かった!
理瀬シリーズとかと比べるとインパクトがちょっと弱いかなと思うけど、ミステリーとしても面白い。
恩田さんは日常から非日常に落とすのがすごく上手いと思います。
美しい人物や世界の描写からだんだん不安定間が滲み出してきて、最後は暗いところに突き落とされていく感じ。
だからといって醜さは感じなくて、あくまで少年少女の思考の許容範囲内というか…。
言葉では説明しにくいですけど…不安定なところも含めてキャラや世界に入り込んでしまうんです。

これは三巻構成になっていて巻毎に語り部が一人ずつ変わっていくんですけど、巻の最後でその人にとっての衝撃的なことが起きて次の巻で以前の語り部が何を考えているのか分からなくなってしまうのが面白いなと思いました。
それと謎解きが終わったあとの終章に香澄視点のエピソードを入れたのは上手い!!
ちょっと感動しました。

それにしても恩田作品は美形キャラ多すぎ…いや、脳内想像の世界が美しいのはいいことですけど。

蛇行する川のほとり〈1〉 蛇行する川のほとり〈1〉
恩田 陸 (2002/12)
中央公論新社
この商品の詳細を見る

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hamacha.blog100.fc2.com/tb.php/7-21e20cc6